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とこしえの扉をたたく旅人われら
 アメリカ、スイスを経てイギリスに移り住んで55年になる。 母校の校歌に『とこしえの扉をたたく旅人われら』という一節があったが、そんな旅人としての半生だった。なぜか歳をとるにつれて故国に対する郷愁が深まり、自分は日本人でしかあり得ないという感慨につまされている。

 アメリカで育児にかまけて家に閉じこもっていたとき、淋しさまぎれに絵を描いた。ことばを通じての意思疎通が完全でなかったから、言語を使わないで自分を表現しようとしたのだ。なんとか絵も売れるようになったが、言語の壁を越えることが可能になると、本を書き始めた。

  何の専門家でもない私が外国に生きてやりたかったことは、書くことを通して、微力ながら日本と外国の間の橋渡しをしたいということだった。出版された著書のテーマは一見繋がりがないようにも見えるが、どの本も底に流れるのは国々の間の理解を深めたいという、おおげさな願いに緒を発している。

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高文研より発売中それでもぼくは生きぬいたーー日本軍の捕虜になったイギリス兵の物語
 
Hiroko Sherwin

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